11月13日の23時過ぎに青森県八戸市にあるマンションから4歳の男の子が10階から転落し、死亡するという痛ましい事故が発生しました。
本記事では事故現場となったマンションを特定しました。
八戸転落事故現場は「11階建ての番町ヒルズ」
【動画内容】
青森県のマンションで10階の部屋から転落したとみられる4歳の男の子が死亡しました。
昨夜11時頃、八戸市のマンションの敷地内で10階の部屋に住む4歳の男の子が倒れているのが
見つかり、死亡が確認されました。
母親がゴミを捨てに出た所、寝ていた男の子が起きて玄関のドアのカギを誤って締めてしまい、
母親は中に入れなくなったという事です。
母親は交番に助けを求めに行き、警察官とマンションに戻った際に男の子が倒れているのが見つかりました。
10階の部屋のベランダには室内で使っていた椅子が残されていたという事で、警察は男の子が誤って転落したとみて調べています。
青森県のマンションで10階の部屋から転落したとみられる4歳の男の子が死亡しました。
昨夜11時頃、八戸市のマンションの敷地内で10階の部屋に住む4歳の男の子が倒れているのが
見つかり、死亡が確認されました。
母親がゴミを捨てに出た所、寝ていた男の子が起きて玄関のドアのカギを誤って締めてしまい、
母親は中に入れなくなったという事です。
母親は交番に助けを求めに行き、警察官とマンションに戻った際に男の子が倒れているのが見つかりました。
10階の部屋のベランダには室内で使っていた椅子が残されていたという事で、警察は男の子が誤って転落したとみて調べています。
現場は青森県八戸市にあるマンション、という事で詳しい建物名は公表されていません。しかし共同通信の報道では「青森県八戸市の市営住宅敷地内」と報じています。
そこで青森県八戸市の市営住宅を調べてみた所、


10階以上ある建物は、「番町ヒルズ」しか該当がありませんでした。なので事故現場はこの「番町ヒルズ」の10階で間違いないでしょう。
番町ヒルズは鉄筋コンクリート造の、計50戸あるかなり大きな市営住宅と言えます。
住所:青森県八戸市番町20-6
男児が転落して死亡したとみられる八戸市「番町ヒルズ」の外観
また現場となった市営住宅の1階には「さえずりの森」という社会福祉法人浅吉の会 認定こども園があるのが特徴的でした。男の子の家庭はシングルであったため、おそらくこのこども園に男の子を預けていたのでしょう。
八戸4歳男児転落事故「母親を探して転落した可能性」
4歳の男の子がマンションの10階から転落した原因として、男の子は交番に行こうとする母親を探そうとベランダに椅子を持って行き、柵を誤って乗り越えてしまった可能性が高いです。
お母さん!って思って外見たかったんですね… マンションだとゴミ捨てに行くのも結構時間かかるのかな? 最近マンション転落事故多くないですか? 気の毒です…

玄関ドアの閉まる物音で起きてしまったのかな。 慌てて母親を探して外廊下を覗いてみたけど母親が見つからない。置いて行かれた事に慌てて、でも泥棒が来るといけないから鍵は閉めたのでしょうか。 ベランダからなら、出かける途中の一階の母親を呼び止める事が出来るかもしれない。 急いでお母さんを探して呼び止めないと、と椅子をベランダまで引きずって探してたのかもしれませんね。 本当に辛い事故だと思います。 やはり窓の高い位置にもう一つの鍵も必要だと思いますし、 高層マンションにオプションで鉄格子とはいかないまでも防鳥ネットのようなのをつけられると良いのかもしれないですね。
突然夜中に一人にされてしまい、母親の姿を追ってベランダから乗り出した可能性が高そうです。
八戸転落事故「事故当時の詳しい時系列」
事故当時の詳しい時系列ですが、
- 深夜11時頃、寝ている4歳の息子を部屋に残し敷地内にあるゴミ捨て場へゴミを捨てに行く
- 自宅に戻るとドアに鍵がかかっており、寝ていたはずの男児が起き、開いていたドアのカギを施錠してしまう
- 母親は「ドアを開けて」と男児に問いかけるも男児は鍵を開ける事が出来なかった
- 母親は八戸署中央交番に行き、「子供が玄関の鍵を誤ってかけてしまい家に入れない」と伝える
- 午後11時20分頃、警察官と共に自宅に戻ると敷地内に男児が倒れているのを発見
となっています。
男の子と母親は「ドアを開けて」とドア越しに会話をしています。この時に「外に出ちゃダメだよ」と念を押していれば事故を防げたかもしれません。
八戸転落事故「転落事故増加は本能的な恐怖の欠如」
ここ最近、子供の転落事故が急増しています。千葉のタワーマンションで3歳の男の子が25階から転落、5日には大阪で2歳の男の子が4階から転落しています。これには何か理由があるのでしょうか?
なぜこどもの置き去り事故や転落事故がこんなに多いんだろう?急激に増えてるんじゃなくてメディアが話題になるからって取り上げる件数が増えただけなのか?
転落事故だけではなく、夏には車に置き去りにされ熱中症で死亡する事故が多発しました。やはり子供関係の事故は世間の関心が高いため、メディアが話題作りのために取り上げているため、件数が増えただけなのでは?と考える人もいます。
しかし一部の専門家からはこんな指摘もあるそうです。

マンションからの転落事故は昔から多いんですが、一部の専門家は、幼いころから高層階で暮らしていると、下を見ても恐怖感を持たなくなると指摘しています。「高い所は怖い」この本能的な恐怖感は非常に大事なのです。
高所に慣れてしまい、高い所は怖い所という認識が欠けてしまうとの事。子供は痛い思いをして「これは危ない事なんだ」と学んでいきます。いつも高い所から景色を眺め、高い所から落ちた事がない、痛い思いをした事がない子供は「怖い所」だと認識しなくなってしまうのでしょう。
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